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原 因
・ 日中・日射の強い時間の散歩
・ 風通しが悪く日射が直接当たる場所での飼育環境(夕方西日があたる屋内でも同じ事が起こります) ・ 車内放置(4月頃でも死亡事故が起きています)
・ ドライヤーなどの不適切な使用
等があげられます。その他に短頭種(パグ・ブルドック)および寒冷地方から連れてきた最初の夏も要注意です。また心臓病・肥満・少しでも体調の崩れがある時も注意が必要です。
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地面からの距離が
人に比べて短い為
照り返しにも用注意
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応急処置として
休日の外出先で発生する事が考えられ、現場での応急処置が大切になります。重要な事は、早期発見、早期治療です。状態の変化、異変を見逃さない事が大事です。気付いた時に熱中症を疑ったなら、とにかく体温を計って下さい。(つまり体温計は必需品です)
そして40°以上ならば、迅速な体温低下をさせる処置が必要となります。
冷水で全身を濡らしたり、濡れたバスタオルでくるんだり、扇風機などで冷風をあてます。□、内股などを氷(冷却パック)等で冷やします。ただし氷水の中に全身をつけるような極端な体温低下を絶対にしないで下さい。
また回復したように見えても症状が進むことがありますので、必ず病院での受診を行なって下さい。
※どんなトラブルがあるかもしれませんので、ホームドクター、及び休日に診察を受け付けている病院の電話番号は控えておきましょう。
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水をかける時は
心臓に負担を掛けない為に
心臓から遠い足先から
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予防として
ほとんどの原因は人間の不注意と考えて間違いないと思いますが、具体的には原因を作らない事です。先の記載と重複致しますが、夏場は日中の散歩を避けて、日射の弱い時間帯(早朝・夕方)に行なって下さい。(※夕方でもアスファルトが熱い場合があります。手で触ってみて確認することをお薦めします)
屋内で飼育する場合では飼主不在時の室内環境を充分考慮して下さい。あまり涼しいところに慣れてしまっている動物は、屋外の暑い環境で熱中症に掛かりやすくなりますので、普段の室内温度を下げすぎないように気をつけて下さい。(冬の場合の暖房では上げすぎない様注意が必要です)
屋外で飼育する場合は日陰で、風通しの良い環境を考慮し、飲み水は常にたっぷりと用意し、水分補給を心掛けて下さい。
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人は靴を履く為
地面の温度を忘れがちです
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診察に来られるトラブルではありませんが、夏のカミナリや花火の音には注意しましょう。不安からパニックに陥り逸脱、家に戻れなくなる迷子等のトラブルが考えられます。
おびえるような仕種は早い段階から慣れさせていく事がお勧めです。(花火やカミナリの音を録音したものが有れば、小さな音から次第に大きな音にして聞かせます)まずは飼主がリラックスし、遊び等に熱中させこれらの音が怖いものでは無い事を教えます。
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