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トレーニングひとつといっても色々あります。
獣医師からみた行動学というものもありますし、外国の先生方の実験に基づいた結果から推察される結果、または犬の立場を実際に自分たちが経験してみるなど、とても楽しい時間でした。
犬を使ったデモンストレーションもあり、実際に麻布大学の学生さんが飼っているワンちゃんを連れてきていてトレーニングされていない犬がどのように変わっていくかをその場で見ることができ意義のあるセミナーでした。
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このセミナーで得たことは先月でもお話したかもしれませんが、犬をよく観察しとても小さなことでも見逃さないことだと感じました。
動物は、人が思うよりもとても感受性が高く、人間の言葉を理解することもできます。しかし、人間はどうでしょうか?
動物がとっている行動が人間社会に生活するうえで好ましくないから淘汰する。そんな傾向があるように思えます。動物たちは人間社会に生きていくすべを知らないのです。だから人間がこの社会にうまく生きていけるように教えてあげる必要があるのです。
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なにも教えていなければ社会に出て適応できる人になれるでしょうか?
教え方にも気を配ってあげてください。ハードルをもっと下げて教えてあげてください。教える言葉も毎回同じことばにし、単純で判りやすい言葉を選んであげてください。
また、その犬種、犬種の性格を良く知ってください。犬種の性格を知ってあげれば必然的に必要な犬種が選ばれるはずです。見た目だけで選ばないでください。その子の一生の問題なのですから…
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今回参加してみてあらためて犬は人間にとってかけがえのないものであり犬を好きではない人たちにも犬はこんなにすばらしいものなのだということを理解していただけるよう日々努力していきたいと思いました。
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11月〈1〉 トレーニングについて |