/ 5月〈2〉 ドッグプール・クル見学
リハビリの見学が終わったので、あずきのプールの時間がやってきました。前に1,2回きているので泳げないことはないと思い、シャワーで汚れを流した後、軽く泳がせてみました。以前よりかなり太りましたが、難なく泳いでいました。しかし、最初のほうは調子が良かったのですが、疲れてきてからはだんだん最後まで泳がず、あげくに途中でUターンして戻ってきました。仕方なく私も一緒に歩き、奥まで行ってから戻ってくる繰り返しをさせ少しダイエットにはなったと思います。去年の9月に右後ろ足の膝蓋骨が左右にはずれ、その手術を2回も受けた事もあり、右足のリハビリにもちょうど良い機会でした。術後久しぶりのプールだったので早めに切り上げてました。プールの後はすぐ横にシャンプーや乾かすこともできるスペースがあるので大変助かりました。

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プール後にはスタッフの方とリハビリや愛犬のことについてなどを色々と話し、ドッグプール・クルを後にしました。帰り道にはドッグカフェにたちより人間は遅めのランチを取りました。あずきはプール上がりの一杯、犬用のヨーグルト(あずきはこれが大好きです)をあっという間に飲みほしました。あずきは帰る車の中で、日頃使わない筋肉も使った為か、かなり疲れたようすでぐっすり寝ていました。あずきも私自身もいい経験をした1日でした。また機会があれば行きたいです。 ****
リハビリはその子の回復状態などをみながらその子にあったプログラムを作成し進めていきます。まず基本は手術を成功すること。その後リハビリによって回復期間を早めることで、少しでも早く自身の4本の足で歩くことができるようにお手伝いをしてあげるためのものです。しかし、手術を躊躇される飼い主さんもいますし。治療費も高額になり手術をしてあげれないこともあります。しかし完全な回復を見込めなくても障害と上手く付き合っていくように訓練したり、その結果として少しでも機能が回復するなら、リハビリはやる価値がある分野だと思います。もっともっとこのリハビリの価値観が広まってくれればいいと思っています。また、病院内でも取り上げれるようになっていただけるように願っています。

AHT 寺田 絵美
取材協力 ドッグプール・クル http://dogpoolkl.com/

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5月〈1〉 ドッグプール・クル見学

この記事は2008年5月現在制作された内容です。記載内容は予告なく修正、変更を行なう場合が有ります。
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