坂井獣医科 Sakai Animal Hospital
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  2013年4月 涙やけ(流涙症)について  
 

若いから大丈夫、年だから仕方がないと、考えていませんか?
愛犬の視力を守るために犬がなりやすい目の病気と、おうちでも簡単に出来るチェック方法をご紹介します。

 
   
 

画像1☆涙やけとは
常に涙があふれ目の下の濡れた毛が赤茶色に変色する病気です。結膜炎や角膜炎などのほかの病気によって引き起こされることもあるので、少しでも気になることがあれば一度ご相談ください。また、毛の色が濃い子は気付きにくいのでこまめに目の下が濡れていないかチェックしましょう。

☆チェックポイント
目の周りの毛の色が変色している、目の周りの毛が濡れている、まばたきが増えたなど

☆なりやすい犬種
シー・ズー、マルチーズ、トイ・プードル、パグ、ヨークシャ・テリア、チワワなど

 
   
 

☆予防について
目の周りを清潔に保つこと。涙の成分を薄めることにより、見た目が改善することもあります。点眼薬で変色の原因となる成分の濃度を薄めることにより変色をおさえます。
濡らしたガーゼで目の下をこまめに拭きます。(※市販の濡れティッシュは防腐剤が入っているものがあるので、入っていないものを選んでください。防腐剤はかゆみの要因になることがあります。) 

 
   
 

☆治療について
涙を鼻のほうに流す管の詰まりを取る手術により、涙が正常に流れるようにする治療法や、涙がこぼれるのを防ぐために、ダムを作るような手術もあります。

 
 
治療前 治療後
治療前 治療後
 
  この記事は2013年4月に制作された内容です。  
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