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2014年10月 猫の口内炎について |
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そろそろ紅葉が楽しめる季節となりました。ご家族そろってお散歩に出かけてみましょう。今回と次回の2回にわたり、猫ちゃんに多い口内炎を特集します。 |
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 とても痛くてつらい病気だから
猫の口内炎は｢ここが変…｣で早く気付いて！
猫の口内炎は人の口内炎と違って、口の中全体が真っ赤になるほどのひどい炎症が起きて激しく痛み、何年間も治らないことが多いのです。中には命にかかわるケースも。とても深刻でつらい思いをする病気だということを知り、予防と早期発見を心がけてあげたいですね。
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 猫の口内炎が深刻な3つの理由…
1.すごく痛い
猫の口内炎では水疱はまず見られません。赤み，腫れ、出血、びらんや潰瘍（粘膜がめくれる、削れる）、肉芽増殖（粘膜が盛り上がる）などが、口内のあちこちにみられます。よほどの重症でない限り食欲はありますが、フードが炎症部分に触れるとひどく痛みます。つまり「食べたいのに食べられない」という、つらい状態になります。
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 2.治りにくい
現在の口内炎の治療のほとんどは症状をある程度抑えたり、痛みを和らげるためのものです。今のところ、抜歯が最も治療効果が高い方法ですが、抜歯をしても治らないケースも。つまり、一度口内炎になると生涯つらい痛みと付き合わなければならないことも。 |
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 3.命にかかわることも
口の中の細菌が炎症部分の傷から血管内に入り込み血液にのって全身をめぐることがあります。これが原因で菌血症という病気になったり、まれに多臓器不全で命を落とすことも。また、腎臓病の猫が口内炎になると、血中の老廃物や毒素の量が増え、両方の病気が悪化してしまうことも。 |
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 猫の口内炎の特徴
のどや口峡部（上あごと下あごをつなぐところ）など、歯垢･歯石が付かない部分にも炎症が起こります。ウイルス感染している猫に多く（とくに猫カリシウイルス、猫免疫不全ウイルス、猫白血病ウイルス）、歯垢･歯石が多く付着している猫、中高齢以上（5歳以上）の猫に多いのも特徴です。 |
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出典／●●●●●● |
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なかなか猫ちゃんの口を開いて中を覗くことは難しいですが、あくびをした時に覗いてみるなど口の中を少し気にしてみてください。次回も猫ちゃんの口内炎を特集します。
これからの季節、冷え込みが激しくなるのでくれぐれもお身体にはお気を付けください。 |
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この記事は2014年10月に制作された内容です。 |
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