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2016年3月 猫のブラッシングについて |
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今回は愛猫皮膚病や毛玉から守る!ブラッシングでコミュニケーションについてのお話です。
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ブラッシングで病気予防 |
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ブラッシングは抜け毛対策に有効なだけでなく、猫のグルーミングによる毛球症を防ぐものでもあります。また、皮膚に炎症があったり、できものが出来たりしたときにも気付きやすくなります。毛玉がたくさんできると、その下の皮膚が蒸れ、脱毛してしまうことも。毛玉を作る前のお手入れをしてあげましょう。 |
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猫の気持ちいいが大切 |
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抜け毛を取るだけでなく、皮膚のマッサージを行うものと考えてあげてください。抜け毛を一生懸命取ろうとすると、ついつい力が入り猫が嫌がってしまいます。ブラッシングのしすぎは、皮膚を傷つけフケや抜け毛を増やすことにもなるので注意が必要です。
嫌がる子にはブラシを使わず、優しく毛並みにそって撫でるだけでも大丈。撫でられることに慣れてきたら、愛猫もうっとり、ゴロゴロと嬉しそうにのどを鳴らすようになるでしょう。猫が気持ちいいと感じる状態で続けることが長続きのコツです。無理せず毎日少しずつ、愛猫を撫でながら優しくブラッシングしてあげてください。 |
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ブラッシング豆知識 |
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1 |
どのぐらいの頻度で行えばいいの?
→短毛種は少なくても週に1回。長毛種の場合は毎日が理想。 |
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2 |
毛玉のできやすいところは?(長毛種)
→あごからおなかにかけて・わき・内股・耳の後ろ |
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3 |
ブラッシングしやすいのはどんな時?
→リラックスしている時やウトウトしている時に、数回ブラシを通す程度から少しずつ慣らして。 |
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ワンポイントアドバイス |
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毛玉ができるとグルーミングできずに痒かったり、皮膚が引っ張られて痛く、ノミや雑菌も繁殖しやすくなります。予防のためにもブラッシングをしてあげて欲しいです。一度嫌がってもブラシの種類を変えると、できるようになることもあります。飼い主さんも持ち方や力加減を調整して諦めずに頑張ってくださいね。 |
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春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みます。体に気を付けてあたたかな春を待ちましょう。来月からは「ペットロス」に関するお話をします。 |
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この記事は2016年3月に制作された内容です。 |
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