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ペットの世界でも感染すると死亡率の高い怖い病気がたくさんあります。これらを予防するためにワクチン接種は必要になります。ワクチンを接種することによりペットを怖い病気から守り、症状や死亡率を最小限にすることが可能になります。ペットがかかる感染症や伝染病は、動物同士の接触のほか空気による感染などもあります。ですから屋外飼育、室内飼育どちらでも感染する可能性はあります。室内飼育の方で外に出ないから大丈夫だと安心することは出来ません。定期的にワクチン接種して予防することが必要になります。
ドッグランやドッグプール、ペット同伴可能の宿泊施設では、多くのペットが出入りをする関係上、狂犬病やワクチン接種の証明書の提示が必要な場合もあります。
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ワクチン接種にあたって理解してほしいこと
ワクチンを接種することによっていくつかのウイルス性の伝染病を防ぐことが出来たり症状が軽くすみますが、どんな病気でも予防できるわけではありません。動物たちもいろんな病気にかかります。
また、ワクチン接種によって起こる副反応があります。例えば、発熱、注射部位を痛がる、元気がない、アレルギー反応(顔などが腫れ痒がる)また、とてもまれにアナフィラキシーショック(血圧低下、呼吸困難など命に関わることもある)などがあります。
これらのことを考え、注射接種はなるべく午前中の接種をお願いしたいと思います。副反応がでたとしても、動物病院に連絡がつき易いでしょう。自宅に帰ってもその日はよく観察するようにしましょう!少しでも何か変化があったらすぐ動物病院に連絡しましょう。(もし、そのような症状がでても慌てず冷静に判断できるようにしましょう)
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ワクチン接種前の注意点
ワクチンを接種の前後は激しい運動などは控えいつもどうりにしましょう。もし、前回のワクチンで何か副反応が出た場合は必ず、獣医師に話しましょう。また、体調の悪いときは無理をせず体調のいいときに接種しましょう。
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ワクチン接種の時期
ワクチンは生後約2ヶ月ぐらいになると接種が可能になります。初年度は2〜3回のワクチン接種が必要になります。最後のワクチン接種から数えて約1年後を目安に年に1回の追加接種が望まれます。
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ワクチンについて何か疑問、質問がありましたら気軽に動物病院に相談してください。
では、ワクチンで防げる病気を見てみましょう。
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5月〈2〉 ワクチンで防げる病気 |