坂井獣医科 Sakai Animal Hospital
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  2013年2月 アレルギー性皮膚炎について  
 

前回に引き続き発症するとなかなか完治が難しい、慢性化しやすい病気を特集します。今回はなかなか完治しにくい病気の代表『外耳炎』を特集します。

 
   
 

画像1☆外耳炎とは
ほかの病気になるなどからだの抵抗力が落ちたり、お手入れ不足で外耳道が極端に汚れることで、真菌や細菌が異常繁殖し炎症を起こす病気です。また、アレルギー反応が原因で外耳炎になることも。耳を気にして足でひっかくだけでなく、頭を振ったり、耳を床にこすりつけこともあります。

 
   
 

☆なりやすい犬種は
シー・ズー、柴、ミニチュア・シュナウザー、トイ・プードル、マルチーズなど
※たれ耳やアレルギー性皮膚炎になりやすい種類は、とくになりやすい傾向があるので注意が必要。

 
   
 

画像2☆予防法は
体の抵抗力を落とさないよう食餌と運動に気をつけるとともに、汚れがたまらないよう、こまめにティッシュなどを指に巻き、指が届く範囲の汚れを拭き取ってください。

※綿棒を使ったり、お手入れのしすぎは耳を傷付けることがあるので注意。

 
   
  画像3☆なってしまったら
原因となっている菌やカビを調べ、薬を使用します。アレルギーを持っている場合は、そちらの治療も腰をすえて行わないと再発の可能性が高まります。
 
   
  次回は春先になりやすい病気を特集します。まだまだ寒い日々が続きます。高齢の子や赤ちゃんには、寒さが天敵なのでしっかり暖めてあげてください。  
     
  この記事は2013年2月に制作された内容です。  
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