坂井獣医科 Sakai Animal Hospital
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  2013年7月 ドライアイ  
 

先月に引き続き今回も眼の病気ドライアイを特集します。涙を出す働きがおかしくなり、涙の量が極端に減ることで、目が乾く病気です。犬の場合は免疫性のドライアイが多いです。目やにが増えて汚れたり、充血が起きるほか瞬きが増えたり、まぶしそうに目を細めるしぐさでも気付くことができます。


 
     
 

講義風景☆チェックポイント
目の周りの毛の色が変色している、目の周りの毛が濡れている、まばたきが増えたなど。

☆なりやすい犬種
パグ、シー・ズー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ブルドッグ、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなど

 
 

☆予防と治療
予防:
毎日の目のチェックで目が輝いているか確認しましょう。ドライアイが進行すると、目の表面が膜が張ったように濁って、明らかに汚れていることがわかります。
  
治療:
涙の量を増やす薬で治療したり、免疫性の場合は涙腺になんらかの原因で
自己抗体(自分の体の正常な組織を破壊しようとするもの)ができるため、その抗体を抑える目薬で治療します。実習風景

もう少しで8月!夏休みにはワンちゃん・ねこちゃんといっぱい楽しい思い出を作ってください。きっと、家族としての絆も深まるはず☆★

来月は眼の病気 白内障 を特集します。

 

 
     
  この記事は2013年7月に制作された内容です。  
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