細菌やウイルス感染、外傷のほか、他の目の病気(白内障など)が進行して、合併症として現れるケースが多い病気です。白内障が進行して起きたぶどう膜炎は、緑内障や網膜はく離を誘発します。また、大型犬種では特発的に発症することもあります。目が充血したり、涙や目やにが多量に出て痛みのために前足で目をこすったりします。
☆チェックポイント 充血している、前足で目をこする、まぶしそうに目を細めている、ショボショボする、瞳が小さくなる(縮瞳) ☆なりやすい犬種 柴、ビーグル、トイ・プードル、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリア、ゴールデン・レトリバーなど ☆予防と治療 予防: 毎日目の周りを清潔に保ちましょう。また他の病気がある場合は、その病気が進行しないように治療を続けましょう。 治療: 目薬や飲み薬、注射などで、ぶどう膜の炎症をおさえる治療をします。
今回まで7回にわたり眼に関しての特集をしてきましたが、みなさんの愛犬・愛猫に気になった点はありませんでしたか?眼科の診療では獣医と、ワンちゃんの顔の距離がとても近いところでの検査の連続です。小さいころから、アイコンタクトや顔のどこを触られても嫌がらないようにしておくことが、検査の時のストレスを大幅に軽減できます。また、小さいころから写真を撮られることに、慣れさせておくと診察もスムーズになります。 どんな些細なことでも、気になることはご相談ください。
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