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2015年10月 男の子のワンちゃんならではの育て方のヒント |
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吹く風もさわやかな秋晴れの日が続いていますが、お元気でお過ごしのことと存じます。今回からは男の子のワンちゃんならではの育て方のヒントをご紹介します。男の子のワンちゃんはコツをつかんで育てれば最高のパートナーに! |
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男の子特有の性質の傾向と対策! |
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男の子の飼い主さんなら思わず「あるある」とうなずいてしまうような、「オス犬の性質」に合わせた育て方をご紹介します。
もちろん個体差はありますが、オスにとりわけ多く分泌されるホルモンは、その性格や行動に大きく影響を与えます。特有の性質を知っておくことが、上手に育てる近道です。 |
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男の子あるある1 実直で、忠実 |
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女の子のワンちゃんよりもお互いの立場を尊重する傾向があり、「従う」と決めた相手にはどこまでもついていく実直さがあります。信頼を勝ち得ることができれば、最高のパートナーに。 |
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○ |
あえて忍耐力の必要なしつけを
毎日しつけの練習をし、ごほうびを与えるのはもちろん、「待って」をする時間を伸ばしたり、あえて犬が集中しにくい時間帯を狙って指示を出すことでより忠実さを育んで。 |
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○ |
約束を破る、冗談でからかうなどはしない
一度従うと決めたあなたを、まっすぐな心で慕うのが男の子。実際にやらないのにわざと「散歩だよ」「ごはんだよ」と声をかけるような嘘は愛犬の心を傷付けてしまうことに。 |
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男の子あるある2 上に立って、仕切りたがる |
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野生時代、群れを守る役目があったオス犬は、リーダーシップを発揮したい気持ちが強く、それがマウンティングなどの力を誇示する行動に表れることも。家庭の中では「仕切るのは人の役割」としっかり教えて。 |
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○ |
飼い主さんの都合を犬の都合より優先させよう
かわいがるあまり犬中心の生活をするとわがままな犬になることが。原則的に人の用事を犬のことより優先し、必要に応じて留守番させたり、別のお部屋で待たせるようにしましょう。 |
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○ |
犬の要求には飼い主さんの指示に従わせてから応えよう
おやつや散歩など、犬がよくする要求には、簡単に応えないのが育て方のコツ。必ず、おすわりやフセの指示に従わせ、そのごほうびとして要求をかなえると「仕切るのは人」と学習します。 |
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男の子あるある3 じつは甘えん坊 |
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お互いの関係性を重視するぶん、頼れる相手や頼ってくれる相手をより必要とする男の子。女の子より寂しがり屋で、ほかのワンちゃんを構ったときのヤキモチも男の子のほうが多いようです。 |
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○ |
甘えさせる時間と離れて過ごす時間のメリハリを!
甘えたがるなら、なでたり抱っこしたりスキンシップをとって愛情を伝えて。一方、飼い主さんに用事があるときはサークルに入れるなど、離れて過ごし独立心を育むのも大切。 |
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男の子あるある4 無鉄砲で怖いもの知らず |
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とくに若い男の子は「自分が一番!」と向こう見ずに相手に寄っていくことが。返り討ちにあわないように見守りつつ、さまざまな人や犬に触れあわせて社会のルールを学ばせましょう。 |
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○ |
チャレンジ精神を生かしてさまざまな場所に連れて行こう
好奇心旺盛な男の子は初めての場所にも興味津々。さまざまなタイプの犬や人に対応できるよう、積極的にお出かけを。ただし、怖い思いはさせないように注意しましょう。 |
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○ |
年長犬と触れあわせて犬社会のルールを学ばせよう!
歳をとった犬には経験豊富で穏やかな犬が多いもの。愛犬が無鉄砲なら、まず年長の犬と仲良くさせて。犬社会のルールを覚え、礼儀正しい犬に育ちやすいです。 |
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今回は男の子のワンちゃんの性質や特性を少しご紹介しました。愛犬に思い当たる点はありましたか?
次回は去勢手術や男の子特有の病気をご紹介します。
朝夕は意外なほど冷え込む日がありますので、風邪などひかれないようお体には十分お気を付けください。 |
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この記事は2015年10月に制作された内容です。 |
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